外資系と揶揄されてきたアコーディア・ゴルフも、今日では立派な民族系の純日本企業と成りました。その成り立ちは、周知の事実ですが、その今に付いては、過去の記憶とも錯綜して、なかなか把握しきれていないのが現状です。本日は、アコーディア・ゴルフの現状を簡単に掻い摘んで見たいと思います。
- 2011年12月時点での所有コース数は133コース。
- 2011年12月時点で、運営受託コース数は2コース。
- 所有コースの総会員数は、2011年3月末時点で約20万2千名。
- 大株主は、1.みずほ信託銀行、2.住友信託銀行、3.野村アセットマネジメントの3社。
- 所有コースの平均年間来場者数は約5万人。
- 月曜日から金曜日までの来場者平均客単価は、2011年3月期で8,493円。
- 土曜日、日曜日の来場者平均客単価は、2011年3月期で11,629円。
アコーディア・ゴルフに付いては、会員軽視とも言えるその営業姿勢について、批判が多く有るのも事実です。しかしながら、大衆コースは如何に有るべきかを、身を持って示した手本とも言えます。曖昧なクラブコンセプトでは、生き残れない事を如実に示した何よりもの証左です。真似をする事では無く、学ぶべき点は学ぶ事が、とても大切ではないでしょうか。