PGMホールディングスはパチンコ機器メーカーの傘下に

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 2011年10月26日にPGMホールディングス(株)と(株)平和の両東証一部上場企業は、同日の取締役会決議を公開致しました。その内容は(株)平和がPGMホールディングス(株)の株式を、公開買付けする事でした。

 その目的は(株)平和がPGMホールディングス(株)を、連結子会社にする事であり、新しい収益の中核事業とする為です。その理由は(株)平和を取り巻く環境が悪化、つまりパチンコ市場規模が縮小する中で、遊技機専業メーカーから総合レジャー産業企業への成長を図る為です。

 かつて(株)平和は、1994年にゴルフ場事業へ進出するも毎期損失計上する事になり、1999年に同事業より撤退した経緯が在りました。その苦い経験からもゴルフ場単体での経営の難しさを良く理解しており、この度の進出は約120コースのスケールメリットを享受出来る事が最大の利点であり、その点がゴルフ場経営の弱点を克服出来る要素と考えたのです。

 PGMホールディングス(株)の筆頭株主は、LSF Transcontinental Holdings SCA(LSF社と文中では今後表現)で、76万株を所有しておりその割合は60.90%に成ります。(株)平和はLSF社との間で、2011年10月26日に契約締結致しました。その内容はLSF社所有株式全てを、LSF社が(株)平和の公開買付けに応募する事です。

 2011年6月30日時点で、PGMホールディングス(株)の発行株式総数は、1,183,633株です。(株)平和は買付け予定数の上限を設定していない為に、買付け予定数を1,247,990株に設定しており、その金額は64,895,480,000円に成ります。一株当たり52,000円です。

 買付け期間は2011年10月27日より11月28日までの、21営業日を予定しております。決済の金融商品取引業者は、野村證券(株)です。(株)平和はPGMホールディングス(株)の事業方針及び戦略を、継続的に履行する事を方針としており、資金調達の側面から支援していくとの事です。ゴルフ場事業は、(株)平和の中核的事業となります。