千葉県の総武カントリークラブでは、2011年より3年から5年程の年月をかけて、ベントグリーンの芝を007へ移行していく作業に入っております。
この作業を推し進めた要因は、現在の使用しているベント芝の経年劣化と、酷暑対策です。007芝は、酷暑対策に有効との事で、取り入れるコースが増えてきております。更には、病害にも有効との事です。年間30%ほど、グリーンをインターシードにより007へ移行させ、徐々に完成させる様です。
総武カントリークラブではコーライ芝とベント芝の2グリーン制度を、当面維持していく方針の様です。この方針を後押ししているのは、管理サイドからの説明に対して、会員間における2グリーンに対する理解が、進んでいる事です。
ベント芝の改良は今後も進んで行く事と思いますが、ベント芝はあくまでも寒地使用の芝であって、温暖化が避けられない日本、気象変化の激しい日本では、暖地用と寒地用の2グリーンが、最適な管理方法とも言えるのでは無いでしょうか?
なお関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
総武カントリークラブを取り巻く会員権は1月より年会費値上げ