2008年9月より閉鎖されていた北海道のクレインCCは、2010年11月2日名古屋国税局の公売にて、2820万円で落札されました。
2010年1月26日に行われた第1回公売では、見積価額3,128万円に対しての入札が無く、不成立に終わっておりました。その後3月9日の第2回公売は前回同様3,128万円、更に5月25日に第3回公売2,815万円と開催されるも、入札者不在の為に不成立となっておりました。
4回目となる今回は、2,502万円へとハードルを下げ、結果として2,820万円にて落札されたのです。北海道川上郡標茶町に展開する約42万坪の18ホールと、3階建クラブハウスを落札した愛知県の法人は、ゴルフ場として活用する意向は無い様で、北海道地図より又一つゴルフ場が消失した事になりました。
需要の無いものは、淘汰されると言う厳しい資本主義社会の掟に、誰しもがあがな得ない事の、何よりの証左と言えるのではないでしょうか?過剰なる資本流入が無くなった業種は、適正化を待つばかりです。