栃木県の鬼怒川カントリークラブを経営する(株)鬼怒川ゴルフ倶楽部は、2008年2月28日に第49回定時株主総会を開催し、以下の重要案件を決定致しました。
1、第3号議案 資本金減少の件
- 発行株式49,979株全てを消却し、(株)シズエイインターナショナルに新たに3,000万円の出資をしてもらい、経営の一本化を図る。
- 資本金額49,979万円全額を減少し、損失処理に充当する。
2、第4号議案 優先株式発行の件
- 優先株式 50,000株
- 募集株式1株につき、金600円
- 払込期日 平成20年4月1日限り
- 増加する資本金 3,000万円
- 引受人 (株)シズエイインターナショナル
(株)鬼怒川ゴルフ倶楽部は、長く債務超過の状態にあり、様々なスポンサー探しをして参りました。スポンサー候補に上がった殆どの企業が、法的整理後の支援というスタンスの中、(株)シズエイインターナショナルのみは、そのプロセスを必要とせずに支援するとの事で、同倶楽部は2006年12月に(株)シズエイインターナショナルをスポンサーとして迎え入れておりましたが、今後は一連の手続を経て、文字通り川島氏のゴルフ場として再出発する事に成ります。
今回の決定により会員への影響はどの様なものでしょうか。鬼怒川カントリークラブは、株主会員と預託金会員の混在した、会員構成となっております。今回の総会の結果、株主会員は無償にて株券を会社へ提出し、無額面のプレー券を受領し、会員として残る事が出来ます。
預託金会員は、なんら影響は有りません。ちなみに(株)シズエイインターナショナルの代表取締役である川島賢氏は、エースゴルフ倶楽部茂木コース等を経営する(株)エースゴルフの代表取締役川島敏夫氏のご兄弟です。