東京の東京五日市カントリー倶楽部は2月17日、(コース改良及び料金改定等のご通知)を全会員宛へ送りました。その内容を咀嚼致しますと 1.コースを改良しゴルフ場の価値を高めたい 2.その為には会員の協力が必要なため、年会費を約2万円上げます、又会員からラウンド毎にコース改良協力金として約1,000円を徴収致します、というものです。
文面は簡潔明瞭な内容になっておりますが、そこには経営者及び倶楽部側の並々ならぬ決意が伝わって来ますし、改造計画が計算に裏打ちされたものである事が読めるのです。
現在、市場では売り希望85万円を先頭に10件、買い希望72万円から10件と拮抗した売買状況となっております。年会費の値上げは本年7月請求分からですが、一部のメンバーにおいては、負担増を嫌って早めに売りに出されるで有ろう事は、予想がつきます。その様な動きが、一時的には下げを加速させると言えなくも無いのですが、長期的には会員権価格が上昇する要因を、今回の措置は内包していると思います。予算的な内容に関しましては以下の通りです。
- コース改良に関する費用概算4億6750万円
- 年会費改定(5年間限定)
(正会員3万1500円から5万2500円、平日会員1万5750円から2万6250円) - ラウンド料金改定(5年間限定)
コース改良協力金として正・平日会員ともにラウンド毎に1 ,050円追加
最後にゴルフ場の一文を添えて、読者の方々の御参考にして頂ければと思います。
「コース改良計画の目指すところは、格調が高く魅力的なゴルフ場とすることであり、またそのことが結果として、会員権価値の上昇等にも寄与して会員の皆様のご期待に充分お応えできるものと考えております。」