静岡県の南富士カントリークラブでは2013年9月30日をもって、2年間に及ぶ会員権の名義書換料減額キャンペーンを終了致します。2013年9月25日現在、20万とプラス消費税にて入会手続きが出来るのですが、10月1日からは40万円と消費税と言う内容に変更されます。これは法的整理前の名義書換料へ戻すと言う、キャンペーン当初からのスキームです。
当ゴルフ場は2011年8月3日に再生計画案が確定し、今日に至っております。この間様々な改革と変更が行われ、旧ゴルフ場をご存知の方にとっては、大変な様変わりと言えます。その改革とは、下記7点に集約出来ます。
- クラブハウスの改築
- 従業員・スタッフに対する労働条件の改善
- コース内安全対策の実施
- レストランメニューの大幅な改善
- ミストカートの導入
- 荒れたティーングランド整備
- 最寄り駅からのクラブバスによるプレーヤー送迎
どの改革・改善一つをとっても、労力と費用のかからないものは有りません。目に見える変化、手に取るように解かる変化も有りますが、上記の様々な改革が複合的に、又相乗的に効果を発揮して、来場者にとっては(気持ち良いゴルフ場・クラブ)となったのです。
会員数に付いては倒産時に全会員種別で3,000名ほど在籍していたのですが、2013年9月現在では約1,200名で、年会費の滞納者は皆無との事です。会員の補充募集に付いては、予定に無いどころか全く検討課題にも、上がっていないとの事です。
この間女性の来場者数もUPしており、結果として全体的な来場者数も伸びて、経営も黒字化出来た様です。2年間に及ぶ古い体質との格闘も、一段落を向かえました。古い残滓を払拭する闘いは、時にスタッフの感情を高ぶらせる事も有った様ですが、変化は苦しいものです。変化無くして進化する事も有り得ないのは、これまた真実と言えます。