2016年10月26日東京港区赤坂のザ・リッツ・カールトン東京に於いて、『PGA TOUR 東京支社』設立の記者発表会がありました。参加者は上記写真左より、下記の皆さんです。(敬称略)
日本ゴルフ協会 | 専務理事 | 山中 博史 |
日本プロゴルフ協会 | 会長 | 倉本 昌弘 |
日本ゴルフツアー機構 | 会長 | 青木 功 |
PGA TOUR | コミッショナー | ティム・フィンチェム |
世界ゴルフ連盟 | 会長 | ピーター・ドーソン |
PGA TOUR | バイスプレジデント兼マネージングディレクター | 石井 政士 |
世界ゴルフ連盟 | 理事 / 女性チェアマン | 平山 伸子 |
ティム・フィンチェム氏は会見の中で、今後日本に於いて(ワールドカップ)や(プレジデンツカップ)が、開催される可能性が有る事を述べると共に、それを受けて青木会長は、そうなれば選手のモチベーションもかなり高まり、大いに結構な事だと応じました。
ティム・フィンチェム氏は1994年6月より現職に就任し、この約20年間に於いてPGA TOUR の賞金総額を、約6倍へ引き上げてきました。そしてその拡大路線の延長に、同氏にとって見逃せない有望なアジア市場が、有るのだろうと思われます。
現在日本のゴルフ市場は、バブル経済崩壊の後遺症から立ち直れず、更にはゴルフを楽しむ人口の減少傾向も抱え、関係者による様々な対策が講じられるも、なかなか出口が見えてこないのが現状です。しかし世界のゴルフ関係者は、決してその様なマイナスイメージばかりで見ていない事が、この度のPGA TOUR東京事務所設立には、現われております。
この様ないわゆる外資の動きが起爆剤となり、日本のゴルフ市場活性化へ向けた転換点となるので有れば、大いに歓迎せざるを得ない訳ですが、結局日本のゴルフ界は、自力更生では再生し得ないのかという、もどかしさもつきまとってしまいます。