袖ヶ浦CCは外国籍者の入会条件を全面撤廃

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 千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブでは、入会条件の一つであった「外国籍者への制限」、これを全面撤廃しました。

 2024年2月11日に開催された同クラブ理事会は、同クラブの入会条件より「日本国籍者」の1項を撤廃するとして、決議すると共に即日施行しました。この決議の背景には、日本社会のグローバル化がある様です。

 此れまで日本に定住している外国人と言えば、韓国人、朝鮮人、中国人を指すケースが多かったと言えます。その多くが何世代にも渡り、日本社会で生計を立て今日に至っている訳ですが、その様な方々とは別に全く異なるカテゴリーで、定住している方が多くなって来ているのが要因と思われます。

 同クラブでは国籍条項改定以前には「外国籍」枠が有り、外国籍者を受け入れて来てはいましたが、その数は約20口と数える程であり、流動化は殆ど無い状態であり、外国籍者の名義書換は皆無の状態だったと言えます。まして外国籍の会員が日本へ帰化するとなると、外国籍の総会員数が減少してしまう状況でした。

 しかしながら今日、外国籍者からの入会に関する問い合わせが多くなっているのも事実であり、時代の変化へ対応して行く事も大切との判断が行われた事になります。とは言え野放図に受け入れて行く事は無く、コミュニケーション能力なども含め、当該クラブに相応しい人物を受け入れたいとしています。

 既存会員へは本年5月に発行する会報にて、告知して行く予定の様です。

 尚この件に関しては2024年4月30日、間違いだったとして、当該クラブは関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ連絡しています。関連した記事は次のリンクよりご確認出来ます。(3行を2024年5月5日追記)
「袖ヶ浦カンツリークラブ入会申請時の外国籍条項を撤廃はせず」