鹿沼グループは2023年9月に入り、同グループの内2クラブで来年1月1日より、年会費を改定する事を明らかにしました。対象クラブは①鹿沼カントリー倶楽部と、②栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部ですが、概要は下記の通りです。
鹿沼CC(会員種別) | 改定前(税込) | 改定後(税込) |
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正会員 | 33,000円 | 44,000円 |
平日会員 | 22,000円 | 33,000円 |
週日会員 | 16,500円 | 27,500円 |
栃木ヶ丘GC(会員種別) | 改定前(税込) | 改定後(税込) |
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正会員 | 38,500円 | 55,000円 |
平日会員 | 22,000円 | 38,500円 |
週日会員 | 16,500円 | 33,000円 |
この発表の中で同グループは、過去5年間におよび鹿沼CCでは386百万円、栃木ヶ丘GCでは113百万円の設備投資を行って来ているとしています。鹿沼CCは来年開場60周年を迎える事から、設備などが経年劣化していたものと推察されますが、金額では栃木ヶ丘GCの約3倍になります。
近年の物価高・インフレ傾向は、日本国民全員が身近に感じているものであり、国民生活を圧迫している訳ですが、当然この事はゴルフ場においても水道光熱費や燃料費の値上がり、レストランでの食材やコース管理資材費の高騰など、あげればきりがないほど影響が出ており、これは同グループも同様です。
設備投資と物価高、これが今回同グループによる年会費値上げの背景と言えますが、同グループの一員である鹿沼72CCは今回対象外です。