袖ヶ浦CCでは男性名義から女性名義へ会員権の名義書換が可能

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 袖ヶ浦カンツリークラブ(千葉県)では2023年7月23日に開催した取締役会及び理事会に於いて、女性の入会を総数のみの制限とし、男性名義から女性名義への書換を可能としました。

 当該クラブによればクラブ発足以来、女性の入会は女性名義の会員権を取得する事が大前提であり、此れによって初めて入会申請が可能だったとの事。当然ながら会員権市場で女性名義の会員権を探す事は、売りに出る件数が少なく又価格も男性名義よりも高いなど、厳しい条件がそろっておりハードルが高かったと言えます。

 ところが7月23日の決議と、そして即日実施された緩和策により、この状況が一変しました。当該クラブへ入会を希望する女性ゴルファーは、売り手を選別する必要が無く、自由に会員権を調達すれば良くなったのです。此れを裏付ける様に、2023年7月28時点での市場は、買い需要が旺盛になっています。

 とは言え女性会員数は300名と限定されており、この定数に達した場合は、空き待ちになります。つまり欠員が出なければ、入会申請が出来なくなります。この関係から定員に達する前に申請したいと言う希望者が、市場での会員権調達を急いでいる、この様な需要が現在の買いを支えている様にも思われます。

 クラブ史初の変更・改定が、今後どの様な評価になっていくのか、そしてその検証は年単位での経過を待つ必要があります。