外国人材の登用についてNGKの動向

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 外国人材をゴルフ場の「コース管理職」として採用する件に関し、かねてより(一社)日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)では、資格制度も含めた採用への下準備をして来ています。

 しかしながらそのハードルの高さ故、別の側面から道筋を描く事も同時に模索していました。その様な中、この度「NPO法人やさしなの」と連携協定締結へ向け、基本合意に達したとしています。これはコロナ禍の影響から約2年半のブランクを経て、昨年11月下旬から協議を再開しての結果でした。

 外国人材登用へ向け「NPO法人やさしなの」が、ベトナム国立農業大学の卒業生を対象に、受け入れの窓口になりNGKとの協定の基、NGK加盟各ゴルフ場へ紹介して行く手順になります。協定締結へ向け越えなければならない課題はあるものの、締結出来たならば、ベトナム人の採用へ大きく一歩を踏み出します。

 とは言え「技術・人文知識・国際業務」制度を利用しての受け入れは、それなりの費用負担を受け入れ側に求めれます。現在各ゴルフ場が抱えている人材不足について、安易に外国人採用でまかなえると考えるのは、拙速にも思えます。現時点では様々な成功、失敗体験を広く共有し消化て行く時期とも思われます。