株式会社山田クラブ21は、2022年1月1日~同年12月31日までの第25期有価証券報告を、2023年3月31日に公表しました。その中で全6コースの連結会計年度に於ける売上高は4,153,141千円、経常利益は538,879千円を計上したとしています。
前期に続き好業績となった背景には、ゴルフプレー需要の高まりを受け、来場者増加が大きいと分析しています。通常288,945人を目標数にしているところ、304,947人が来場し前期比4.9%増加を達成したとしています。更に顧客単価が上昇傾向にあり、これが好業績の下支えになっているとの事。
しかしながら手放しで喜べない事業上のリスクとしては、グループ全体で会員預り金1,164百万円が2022年12月31日時点で残されている事、更に有利子負債の削減には努めているものの長期借入金3,000百万円が有る事、これ等が経営成績及び財政状態へ影響を及ぼす可能性があるとしています。
この様なリスクはあるものの当該グループでは今後も、「徹底したサービスによる差別化を図り(サービス日本一)のゴルフ場を目指す」事で、企業価値並びに会員権の価値を高めて行く方針としています。