宇都宮CCを経営する宇都宮ゴルフクラブは第63期決算を公表

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 宇都宮カンツリークラブを経営する株式会社宇都宮ゴルフクラブでは、2022年1月1日~同年12月31日までの第63期有価証券報告書を、2023年3月28日に公表しました。

 売上高は342,408千円と近年これまでにない数字を出したのですが、来場者数は目標の4万人に届かず前年同期比1.9%減の39,447名と成りました。来場者が減少するも売上高を伸ばせた要因として、プレー料金の改定が功を奏したと、決算書では分析されています。

 プレー収入が19,294千円と7.9%増加した事が、売上高に貢献したのですが、同時に売上原価も増加しています。例えば減価償却費や人件費、更には販管費としての電気料金や修繕費も増加しており、収益を圧迫した結果として経常利益は、7,711千円に留まったとしています。

 ところで当該ゴルフ場では、2022年8月より太陽光発電工事に着手しており、その施設は2023年2月には完成し、同月23日から稼働しているとの事。この電力は全て東電への売電として処理される様ですが、売価が高い事から想定内の期間で、設備投資資金を回収出来る見込みとしています。

 この売り上げは、今期に生かされて来るものと思われますので、どの様に反映されるのか、来年の有価証券報告書の公表が注目されます。