太白カントリークラブが破産手続きへ

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 宮城県の太白カントリークラブ(旧・秋保カントリークラブ)が2023年3月7日、仙台地裁より破産手続きの開始決定を受けました。既に当該ゴルフ場は、2022年12月末時点で営業を停止しておりました。

 実質的に閉鎖されていたゴルフ場、そのゴルフ場の運営会社である株式会社太白カントリークラブが破産手続きをとる事で、当該地よりゴルフ場は消えてなくなるのだと思われます。破産管財人は阿部弘樹弁護士(仙台市:ひろむ法律事務所)が担当します。

 当該運営会社はコース整備に力を入れ、2021年3月期には約2億1千万円の売り上げを上げるものの、負債総額約10億円を抱えており、結果は債務超過状態を脱せず今回の措置に至った様です。この事態を放送した東日本放送によれば、跡地はメガソーラーへの転用が計画されており、この転用に関する地元住民の反発も起きているとの事。

 メガソーラー反対勢力によれば、当該ゴルフ場用地所有会社である株式会社ブルーキャピタルマネジメントは、中国の国営企業・国家電力投資集団のグループ会社である上海電力、その日本法人・上海電力日本と共にメガソーラーを全国で手掛けており、日本国のインフラである電力が外資にのっとられる危険性を訴えています。

 今後ますますこの様なゴルフ場は増えて行く可能性があり、当該ゴルフ場についても推移を見守る必要が有ります。