高梨子倶楽部は2016年4月よりパブリックへ移行

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 群馬県の高梨子倶楽部は、2016年4月1日より会員制を廃止し、パブリックゴルフ場となりました。2015年6月に開催された同倶楽部理事会は、倶楽部組織を解散しパブリックとなる事を決議しました。この事により約850名の全会員へは、預託金を返金する事になったのです。

 かつての親会社であった(株)加藤電工は、2000年9月に民事再生手続きに入るも、当該ゴルフ場経営会社はその影響を受ける事が少なく、又その関係も離れて今日に至っておりました。その様な経緯から全会員は、当初入会時に支払った募集金額より、入会金を除く預託金額を、満額受け取る事になったのです。

 現在ゴルフ場では、年次会員の(友の会)を中心に集客しており、かつて会員だったプレーヤーも約90%の割合で、この友の会へ移行しているとの事です。

 当該倶楽部が会員制組織を解散し、パブリッツクへスムースに移行出来たのは、一重に預託金が会員へ全額返金されたからであり、この事は資金力のある新たな親会社が有っての成せる技だったと言えます。