千葉県の鎌ヶ谷カントリークラブでは2015年4月1日より、入会申請書類をご本人が直接クラブへ持参し手続きをする事とし、郵送或いは会員権業者など代理人への委任が出来なく成りました。この事は会則に明記されていないものの、クラブ内では当初より入会手続きの原則的事項として、認識されていました。しかしながら実際には、郵送や或いは会員権業者による代行によって、済まされていたのも又事実でした。
この度2015年3月の理事会に於いて、今後は原則に立ち返り、入会手続きを徹底して行く事を確認したとの事です。この内容を広く告知して行く為に、名義書換要項書類に明記して行く予定としております。この様な手法を取っているクラブとして、関東エリアでは少なくとも他に4クラブ有ります。それは下記の通りです。
- 我孫子ゴルフ倶楽部(千葉県)
- 鷹之台カンツリー倶楽部(千葉県)
- 狭山ゴルフ・クラブ(埼玉県)
- 高坂カントリークラブ(埼玉県)
これは関東甲信越エリアで発行されている809におよぶ会員権に関して、全て調査した訳では無く、長年の取り扱い経験から確認出来たクラブです。ですから実態としては、この数以上に成る可能性は有ります。
この度の鎌ヶ谷カントリークラブに於ける入会手続きに関する原点回帰と言う内容は、決してゴルフ会員権業者による代行を忌み嫌った事柄から発しているものでは無い事を、はっきりと付け加えておかなければならない点であると共に、ゴルフ会員権業者の果たして来た役割は、決して軽視出来ないものだったと言えます。
それはクラブ側も同様の認識だと思います。今後会員権業者に与えられた役割は、適切な物件を入会希望者へ提供する事に、限定されてくるものと思われます。