千葉県の浜野ゴルフクラブは、2015年5月1日より、入退会規定を改定致しました。改定した内容の大きなポイントは2点で、第2条の入会資格と第5条の入会資格審査です。
かつて入会希望者の資格条件として、日本ゴルフ協会(以下JGA)加盟の他倶楽部に3年以上在籍している事を求めておりましたが、条文前文に(原則として)と言う文言を付け加える事で、絶対条件としなくなりました。また第5条の入会資格審査では、JGAハンディキャップ取得者に対して同伴プレーを免除しておりましたが、この免除規定を削除し、入会申請者全員へ同伴プレーを義務づけました。
この度の同伴プレーを全員へ義務付けた背景には、ハンディキャップを盲信してはならない、ゴルフの技術が高い事が必ずしもマナーの良いプレーヤーとして、イコールでつながらない事のコンセンサスによるものです。この度の改定は、2015年3月の理事会に於いて決議され、4月の経営会社取締役会に於いて承認された内容で有り、その施行を5月1日としたものです。
同クラブでは度々入会条件を、改定しております。例えば2010年6月、例えば2014年9月、そしてこの度の改定と、臨機応変に矛盾点を改定する姿勢は、まさしくクラブ純化作用が有効に機能しているのだと見て取れます。変化は時として苦しいものですが、変化無くして進歩も無いのだと言えます。