足柄森林カントリー倶楽部(静岡県)が2022年12月1日に、PGMグループ入りする事が明らかに成りました。これは2022年9月30日パシフィックゴルフマネージメント株式会社が、広報を通じ明らかにしたものです。
株主交代に至るプロセスとしては、当該ゴルフ場の経営会社である足柄森林都市株式会社が、新設分割により足柄ゴルフ株式会社を設立し、ゴルフ場事業を移管させた後にその株式を、パシフィックゴルフマネージメント株式会社が取得する流れになります。
ところで会員制システムを採用する当該ゴルフ場ですが、会員権の名義書換は2022年9月14日より「当面の間停止」として、会員の移動を認めて来ておりませんでした。この様な状態に突入すると言う事は、既にこの時点でデューデリが終了し、双方契約書の最終確認に至っていたと推察されます。
恐らく今後当該倶楽部は、この事態を在籍する会員へ告知して行く事になるのだと思われますが、正会員及び平日会員を合わせ、約千数百名が在籍していると言われている会員の処遇は、どの様になるのでしょうか。
通常この様なケースでは、現経営会社が会員の預託金を返還し、引き続きプレーを希望する会員へは、無額面のプレー権を付与するのが、過去の例を見た場合一般的です。今後の動向が注目されますが、適切な情報開示を求めたいものです。