三重県のワシントン名阪ゴルフコース(現・新フォレスタカントリークラブ)を運営しておりました名阪ワシントンクラブ(株)は、東京地裁へ自己破産を申請し、2015年8月5日同地裁より開始決定を受けました。負債は関連会社1社を含めて合計約180億円です。
申請代理人は毛野泰孝弁護士(東京都千代田区永田町1-11-28_三宅・山崎法律事務所_TEL 03-3580-5931)、破産管財人は田口和幸弁護士(東京都中央区八重洲2-8-7_阿部・井窪・片山法律事務所_TEL 03-3273-2600)。同社のWEBサイトは既に殆どが削除されており、(新フォレスタのお取引先様へ)と題した挨拶文のみが残されております。
その内容を下記へ抜粋・引用しておきたいと思います。
平成20年以来、名阪ワシントンクラブ株式会社の最大債権者かつ第一抵当権者である合同会社白山の意向によりゴルフ場運営を続けてまいりましたが、今般、合同会社白山の意向により、ゴルフ場の営業を中止する事態に至りました。 平成27年8月6日
☆ ゴルフ場
・ホール数27/パー107
・総ヤーデージ:9,491
・コース所在地:三重県津市白山町二俣
・コース設計者:アーノルド・パーマー / 小室嘉彦
・交通アクセス:伊勢自動車道・久居ICより19Km
☆ 運営会社
・商号:名阪ワシントンクラブ株式会社
・本店:三重県津市白山町二俣字宮ゾ谷1543番地
・設立:平成9年1月24日
・支店:東京都千代田区岩本町二丁目9番15号
・代表:西宮元明
・資本:2,000万円
・目的:ゴルフ場の経営及び管理
帝国データバンクの倒産情報記事では、倒産原因を(収益低下と借入金負担が重く、資金繰り悪化)としておりますが、同ゴルフ場に関するWEB上での利用者書き込みを読みますと、「フェアウェイボコボコ(イノシシ)、グリーンもボコボコ。でも安いから良しとする」などが投稿されておりました。