IWAFUNE GOLF CLUB では2022年9月1日より、正会員の名義書換を開始します。一般譲渡の名義書換料は税込22万円、安価な金額設定ですがコスト意識の高い層へ、訴求したいと言う狙いが出ている様にも思われます。
当該ゴルフ場はバブル経済華やかりし頃、当時東証一部上場企業である株式会社熊谷組、その筆頭株主で有った土地興業株式会社が、岩舟国際GCの名称で開発し1993年10月13日に開場させたのです。その後2004年9月に全研グループへ譲渡され、更に2017年12月21日に株式会社アコーディア・ゴルフが取得し、今日に至っています。
この間会員募集は行えど、会員権の正式な名義書換は、行つて来ておりませんので、この度の名義書換は当該クラブにとって初めての事になります。どの様な売買情報が展開されるのか、大変気になるところですが、此れはある意味アコーディア・ゴルフの運営に対する評価にも、直結して来る話だと言えます。
かつてチームトレインが運営受託していた当時、客単価が安く1日40組程度では、なかなか利益に直結し辛く、また集客もゴーラやGDOへの依存体質が強かった事を振り返るならば、これ等負の遺産をどの様にアコーディア・ゴルフが克服して来たのか、9月以降の当該会員権をめぐる動向を俯瞰する事で、理解が進むものと思われます。