ゴルフスタジアム_ジャックス・宮川裁判原告側は7月27日控訴

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 ジャックス・宮川裁判の原告側は、2022年7月27日東京高裁へ控訴しました。これは7月15日の同地裁に於ける、判決を受けてのものに成ります。

 同地裁判決は、ゴルフスタジアム事件に於ける被害者である原告側に対し、全面敗訴の決定を下しました。同地裁は被告であるジャックス側の主張を取り入れ、「原告らの請求をいずれも棄却する」としたのですが、この判決を不服とした原告側が控訴したのです。

 元ゴルフスタジアム社(以下GS社)の社員誘導にて作成されたデタラメな契約書、例えば有りもしない年収や思い付きの屋号、これら等などで立派な個人事業主に仕立てあげられ作成された契約書をもってして、契約は成立しているなどとの地裁の判断は、原告側を誰一人として納得させるものでは有りませんでした。

 GS社にだまされた方が悪いと受け取れなくも無いのですが、この様な論理が今日この日本社会で定着するならば、だまし合いが日常的に成り、常に人を疑う事しか出来ない、殺伐とした社会になって仕舞うのでは無いでしょうか。又これを是とするならば、東証上場のジャックスが社会の公器として相応しいのか、はなはだ疑問視せざるを得ないと言えます。

 ところでジャックスを被告とした地裁に於けるゴルフスタジアム関連裁判は、3裁判体が有り残すはジャックス・橋本裁判のみですが、此れは10月7日に判決日を迎えます。