相模原ゴルフクラブの第69期決算が明らかに

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2021年07月21日_相模原GC.jpg

 相模原ゴルフクラブを経営しております株式会社相模原ゴルフクラブの第69期有価証券報告書が、2022年3月24日に公表されました。簡単な概略の3期分に付いては、下記の通りです。

  第67期 第68期 第69期
売上高 1,273,318千円 1,038,914千円 1,347,612千円
経常利益又は経常損失 34,350千円 △135,479千円 138,506千円
当期純利益又は当期純損失 1,188千円 △j144,132千円 129,895千円

 上記表を見た場合、前2期と比較し大幅に利益が出ています。これ等を裏付けるものの一つは、来場者総数の増加ですが、前年比124%増の60,588名でした。しかしながらゲストの来場者数は22,276名で、コロナ前の2019年には10%届きませんでしたが、反面此れは如何に会員の稼働率が、高かったかが分かる内容とも言えます。

 利益増収のまた一つの要因は、会員権の名義書換料の増加を、上げる事が出来ます。新規入会件数は下記の通りですが、全てが正会員権のみでは無い事に留意する必要があります。
■ 2019年 114件
■ 2020年 91件
■ 2021年 146件

 2021年の実績を評し決算書は、「近年最高の水準」と記しています。来場者が増加した事による現象の一側面として、キャディの人件費の増加を決算書は上げています。現状のスタッフでは不十分な為、外部要員の応援も含め、費用がかさんだのだと思われます。

 いずれにしても嬉しい悲鳴が聞こえて来そうな、当該クラブの前期内容だったと言えます。