太平洋クラブでは2022年に入り、グループ会報誌としてVOL.27を発行しました。この会報誌に於いて、2021年1月~同年12月までに実施された、同クラブ会員の懲戒処分事案を公表しています。その概要は、下記の通りです。
発生年月 | 事例 | 処分内容 |
2021年5月 | コース内のロストボールを大量に収集 | 厳重注意 |
2021年6月 | キャディに対するセクハラ行為 | 3ヶ月間資格停止 |
半年間コース使用停止 | ||
2021年6月 | チャンピオン杯出場選手へのパス拒否 | 厳重注意及び指導 |
上記一覧の中でキャディへのセクハラ行為が、一番重い処分となっています。セクハラ、パワハラ、マタハラ等など、この様な行為を社会から撲滅すべく、国をあげ取り組んでいる中、当該クラブに於いても厳しい処分に成っています。この様な行為を許してしまったならば、キャディ職を志す人材は居なくなってしまいます。
ところでこの様な処分案件、いわゆる不祥事を無かったかの如く、箝口令を敷き隠したがるものですが、当該クラブの紙面で公表すると言う決意と勇気は、多くのクラブが参考にすべき姿勢だと言えます。