一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)は2021年11月初旬、2021年3月末時点での全国ゴルフ場数を発表しました。この資料を基に算出出来たゴルフ場数、18ホール以上に限定した数は、2,092と言う事になりました。
NGKでは各自治体から上がって来る資料の中から、ゴルフ場利用税の課税状況をまとめ上げています。この調査により、必然的に全国のゴルフ場数を把握出来る訳ですが、その数は昨年より11コース減少し2,198と成りました。
この中には18ホール未満のゴルフ場が106コース含まれている事から、18ホール以上のゴルフ場数としては2,092となります。ゴルフ場数が減少すると言う現象が初めて表面化したのは2003年ですが、以来18年間でコース規模に関係無くカウントした場合、247コースが消えて行った事になります。
この18年間で2009年は、一度だけ3コース増加となりましたが、しかし基本的傾向は減少でした。現在の経済環境下から、今後新たなゴルフ場が出現する事は、無いものと思われます。それは多くの関係者が理解している事とは言え、ではどの様な変化が生じたならば、減少傾向に歯止めがかかるのでしょうか。
この点がゴルフ関係者にとって、大きな関心事だと言えます。