ザナショナルCC千葉では證券紛失時の処理がスムース

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg ゴルフ会員権譲渡に当たり現名義人は、保証金証書或いは会員証など表記は様々なれどいわゆる会員権と自らの印鑑登録証明書、少なくともこの2点を準備し、取り引き時に買い受け者へ手渡す必要があります。

 しかしながら時として会員権が、見当たらないケースが有ります。現名義人が様々な保管場所をチェックするも発見出来ないとなると、会員権の取り引き自体が成立しない事になります。この様になると現名義人は、会員権の再発行をクラブへ依頼する訳ですが、通常再発行迄の期間は3ヶ月から半年を要します。

 ところで今回取り上げます千葉県のザナショナルカントリー倶楽部千葉では、会員権の紛失に当たり、倶楽部所定の「紛失届」にて対応しています。旧證券或いは新證券問わず、譲渡を前提にした手続きに於ける證券紛失は、この「紛失届」にて処理する事が出来るのです。

 当該證券はあくまでも証拠證券にすぎず、現名義人の本人確認が出来たならば、「紛失届」をもって新入会者へ新證券を発行しています。大変合理的な考えの基に行われている手続きですが、この事により流通マーケットでは、とてもスムースに会員権売買が行われていると言えます。

 要するにこの「紛失届」にて、證券を再発行する事が無い為、その手間暇を省略出来ているのです。株券発行以外の倶楽部にとっては、大変参考になる様に思われます。