相模原ゴルフクラブでは株券未取得にて理事会の審査可

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 神奈川県の相模原ゴルフクラブでは2021年3月21日に開催した会員総会にて、入会資格認定制度を再度進化した内容で導入する事を決議致しました。これは入会希望者が株券無しで理事会審査を受ける事が出来、株券取得後に会員資格を得られる、より簡略化されたシステムになったのです。

 制度そのものは2018年5月に、初めて導入されていました。この当時の手続きは、株券を取得せずとも理事会審査を受ける事は出来たのですが、株券取得後再度理事会への上程を必要としていました。2段階の手続きを経る必要があったのです。

 その後2019年5月には資格認定制度を一旦廃止したのですが、クラブに相応しい人物で有るか否かの事前審査は継続されていました。しかしながら株券未取得時の審査は、委員会止まりで有り、取得後正式に理事会へ上程すると言う手順を踏んでいたのです。此処でもまた2段階の手続きを、必要としていたのです。

 今回同総会は、入会資格認定制度を復活させました。同クラブ理事会が入会希望者を相応しい人物であると認定したならば、同クラブより入会希望者へ『入会認定書』が発行されます。この認定書の有効期限は半年ですが、この間に入会希望者は、市中より株券を取得しクラブへ提出すれば良いのです。

 過去の重複した手順を簡略化し、より合理的に入会手続きが出来る様になったのです。歴史のある名門クラブでは伝統を重んじており、それは変えられない、変えてはならない点なのだと思われます。しかし時代の変化と共に、変えていかなければならない事も多々あり、その見極めと対応力が今問われている様に思われます。