日光カンツリー倶楽部は2月4日に週間会員募集終了へ

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 栃木県の日光カンツリー倶楽部では、2021年2月4日週間会員の募集を終了しました。この日に入会申し込みがあった分をもって、50口の定員に達した為です。当該募集は昨年12月8日から開始されておりますので、約2ヶ月間という短期間で終了した事になります。

 今募集の特徴を簡単におさらいしておくと、1.譲渡不可の会員資格 2.入会金のみの110万円募集 3.日曜日と祝日が利用不可 4.50口募集と言う事になります。流通性が無いと言えど、年間20ラウンドし5年間利用するならば、元を取れると言う机上の計算が成り立つ会員資格です。

 しかし今回その様な損得のみを考え、入会した方が多かったのでしょうか。この様な要素以上に更なる魅力を感じられたからこそ、現会員の友人知人が入会申請したのではないでしょうか。特に譲渡不可と言う点に違和感を持たなかったであろうと推察出来るのは、会員権市場に於ける値上がり等を期待していないが故だと思われます。

 今後のゴルフライフを考えこの金額、このコース、このクラブであれば、満足度の高いものを得られるとの価値判断が、50名のゴルファーへ訴求したのだと思われます。当該会員募集の成功は、様々な意味合いをゴルフ関係者へ投げかけており、これをどの様に受け留めて行くのかが問われています。

 ところで電話による筆者の質問に対し、同倶楽部関係者の声が幾分弾んでいる様に聞こえたのは、思い過ごしとは言えない様に思われました。