東京都の小金井カントリー倶楽部では2021年1月1日より、倶楽部への入会手続きを一部変更します。大きな変更点は、入会申請者が倶楽部への入会を認められた後に、株券を提出する手順になった事です。
此れまで当該倶楽部への入会申請者は、市中で株券を取得し自らの名義へ変更した後、入会申請をする必要がありました。別の言い方をすれば、株主でなければ、入会申請が出来なかったのです。しかし来年からは、倶楽部から入会承認を受けたならば株券を取得し、提出する方式へ変更されたのです。これは2020年10月に開催された理事会にて、決議された内容です。
当該倶楽部では、入会出来ずに或いはせずに株主になっている権が、約20%あると言われています。今回の措置により今後は、倶楽部への入会と株主がリンクしてくる事になりますので、徐々にではあってもこの約20%の割合が減少してくるものと思われます。
この度の改定の狙いが何処に有ったのか、その説明は当該倶楽部から明確にされていませんが、結果として上記の様な状況が醸成されてくると言えます。会員では無い株主が多く存在しているのは、当該倶楽部首脳陣にとって愉快な状態ではないのではないでしょうか。