ノーザンcc錦ヶ原は18ホールを2021年10月末に国へ返還

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg アコーディアゴルフ傘下のノーザンカントリークラブ錦ヶ原ゴルフ場(埼玉県)では、2020年8月に入り国交省より荒川河川の占用解除に関する連絡が入った事を明らかにしました。

 つまり河川敷のゴルフ場は国より使用許可、専門的には占用許可との事ですが、それを得て営業している事になります。この許可を国は2021年10月末で解除するとの事から、同時に同ゴルフ場は部分的に営業活動が出来なくなります。

 直接的影響が出るのは、「さくら草INコース」と「なの花コースOUTコース」の、各9ホール合計18ホールに成ります。この18ホールが将来利用出来なくなるのであれば、「さくら草OUTコース」の9ホールと、「なの花コースINコース」の9ホールの合計18ホールが、基本コースとなるのだと思われます。

 上記以外のコースで残るのは「れんげ草コース」の7ホールですが、これは手引きコースとして此れ迄単独での利用と、また料金設定となっている為、今後もその様な活用方法として残るのでは無いかと推察されます。

 更にこれに追い打ちをかけるが如く2023年10月末には、「さくら草OUTコース」が占用解除となる国交省の計画があります。これが実行されたならば、残るは「なの花コースINコース」の9ホールと、「れんげ草コース」の7ホールのみに成ります。2コースを合わせても合計ホール数は、16ホールと成ります。

 大型の河川敷ゴルフ場と言われて久しい当該コースですが、今後3年から4年で大きく変貌して行くものと思われます。ある意味ゴルフ場としてどの様に存続させていくのか、アコーディアゴルフの英知が求められているとも言えます。