2020年9月10日『カシオワールドオープンゴルフトーナメント2020』の開催を中止するとして、カシオ計算機株式会社、黒潮観光開発株式会社、株式会社テレビ高知、一般社団法人日本ゴルフツアー機構は共同で発表しました。
JGTOトーナメントは此れ迄2試合が開催され、今後開催予定が1試合、そして未定が3試合有ります。その概要を下記へ、一瞥出来る様にまとめてみました。
開催日 | 大会名 | 9月11日時点 |
01月16日~01月19日 | SMBCシンガポールオープン | 開催 |
09月03日~09月06日 | フジサンケイクラシック | 開催 |
10月15日~10月18日 | 日本オープンゴルフ選手権競技 | 開催予定 |
11月12日~11月15日 | 三井住友VISA太平洋マスターズ | 未定 |
11月19日~11月22日 | ダンロップフェニックス | 未定 |
12月03日~12月06日 | ゴルフ日本シリーズJTカップ | 未定 |
方針を明確に打ち出されていないのが、上記の通り3試合有ります。残り3試合が全て開催されたとしても、結果として今年開催されたのは6試合に成る訳で、此処がマックスでありこれ以下が当然有り得るのです。
7月以降野球やサッカーは上限を5,000人に絞り、来場者を受け入れる事で緩和措置が進んでいます。しかしながら事ゴルフに関しては、一部シニアの試合で受け入れたケースはあるものの、基本的には受け入れていない状況です。
今回の発表された「開催中止」に関する内容は、お決まりの様に新型コロナウイルス対策だとしております。関係者を守る為とは言いつつも、人類がコロナウイルスを根絶する事は出来ない訳ですから、どの時点かで目途を付け再スタートする以外に、来場者を感動させるゴルフトーナメントは復活し得ない様にも思えます。
自らが批判や非難の的に成るよりは、政府の『終息宣言』を金看板に待つ以外、方策は無いと考え行動するのが、無難な対策なのかも知れません。しかし此処からはゴルフ文化の衰退が、垣間見えてくる様にも思えます。