大利根カントリークラブでは紹介者を2名から1名へ改定

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TACT-CHARA_22.jpg 茨城県の大利根カントリークラブ(理事長:村木茂)では、2020年6月28日に開催された会員総会に於いて、新規に同クラブへ入会する場合、入会希望者に求められている同クラブ正会員による紹介を、現在の2名から1名へ変更しました。

 改定内容が実施されるのは、2020年9月1日以降に書類提出された入会希望者からであり、その審査は同年11月の理事会に成ります。

 今回の改定案は同クラブ理事会による発議であり、狙いはクラブの活性化です。活性化とは、如何に会員の新陳代謝をスムースにさせて行けるのか、同クラブに於いては株券である会員権の流通を、促進させて行けるのかだと言えます。

 2020年7月初旬、会員権市場に於ける売却案件は買い希望を数で上回っており、価格的には300万円を中値にした展開です。茨城県と言わず首都圏に於ける、歴史の有る名門クラブと言われ久しい同クラブですが、この様な会員権の需給バランスの悪さから、脱却する事が何よりも今求められています。

 本年3月に開催された同クラブ理事会では、入会手続き時に於ける紹介者の同席面接を廃止しました。更に今回新たなる改定が決議された訳ですが、これら一連の改革は現理事会が、自らのおかれた状況に危機感を感じて取っているからだと言えます。

 一連の改革がどの様に会員権市場へ、インパクトを与えられるのかが今後の焦点です。また同クラブによる金庫株である自社株の発行が、今年に入り止まっている事から、会員権市場が閑散とする事も無くなると思われます。