2020年9月17日は元ZOZOの前澤友作氏が、『ゴルフ場、売っていただけませんか?』とツイートした事から、各メディアがそれをフォローするかの様にWEBで反応し、至るところ前澤祭りの様相を呈していました。
このツイートを待つまでも無く、前澤氏がゴルフ場を探している事は、ゴルフ場M&Aの業界では大変有名な話でした。守秘義務契約などあって無い様なもので、少し話を聞いただけで、「ああ、あの方の件ですね」と推察出来てしまう程です。
翌18日専門家の方へ連絡したところ、その日だけで10件ほど、「売り物は無いか」との問い合わせが、至るところから有った様です。しかしその方曰く、「そんな物件があれば、自分でコンタクトしてますよ」との事で、電話取材している当方も「そりゃそうですよね」と、思わずうなずいてしまいました。
専門家も手をこまねいてしまう様ですが、一体前澤氏が探しているゴルフ場は、どの様なものなのでしょうか。ツイートによれば、1、世界基準のコースセッティング 2、充実した練習環境 3、ジュニア育成アカデミーの併設などあるゴルフ場を探しており、日本からメジャーチャンピオンを輩出出来る環境を作りたいとしております。
そもそもこの様なゴルフ場の存在自体が、千葉県で確認出来るのでしょうか。素材としては素晴らしいコースが有るのでしょうが、コース改造無しにおメガネに適うゴルフ場が無いのは、2019年に「ZOZOチャンピオンシップ」が開催されたアコーディアゴルフ習志野カントリークラブの例を見れば、一目瞭然ではないでしょうか。
もともと日本のゴルフ場は、ツアー開催を想定した作りには無いっていないと、常々言われておりますので、何とも難易度の高い話だと言わざるを得ません。