COVID_19による感染拡大を阻止する為、政府は2020年4月7日に『緊急事態宣言』を発令しました。当初その対象は7都府県でしたが、その後全国へ拡大され、そして先日5月4日には5月末まで自粛期間が延長されました。
この様な状況下、自主的に閉鎖する事で対応している、或いは対応した関東(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県)のゴルフ場を、下記の通りまとめてみました。調査期間は4月9日~5月6日までの約1ヶ月間。調査方法は電話とWEB検索の二本立てです。
対象自治体 | 閉鎖数 | 調査数 |
東京都 | 6 | 18 |
神奈川県 | 11 | 49 |
埼玉県 | 19 | 80 |
千葉県 | 15 | 148 |
茨城県 | 5 | 108 |
栃木県 | 6 | 118 |
群馬県 | 14 | 67 |
1都6県合計 | 76 | 588 |
閉鎖した上記76ゴルフ場の中には、スタッフ或いは来場した会員及びゲストがPCR検査の結果、陽性反応が出た為にその様な措置を取った4コースが有りましたが、集団感染となったゴルフ場は一つも有りませんでした。
『緊急事態宣言』以降ヤフーなどのポータルサイトには、「ゴルフ場は混んでいる」などゴルフを揶揄した記事を目にしましたが、この様な記事は関係者にとりはなはだ不愉快であり、実態を良く調査せず一面的見方をした<オモシロ記事>と言わざるを得ません。
今回調査した588のゴルフ場では、各自如何に来場者の安全を担保出来るか、創意工夫しながら運営をしておりました。しかしながら調査対象自治体に於いては、具体的に自粛要請を解除出来る基準を明確に示していない事から、多くのゴルフ場では目標を持てない事に、いら立ちを抱えております。