画家とゴルフレッスンを両立させている矢野竜輝プロ

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            < アトリエにて新作を製作中の矢野竜輝プロ

 矢野竜輝(ヤノ タツアキ)氏は、プロゴルファーとしてレッスンを行うと共に画家としても活動されており、近い将来個展を開催する為の作品制作に追われる日々を過ごしています。2020年4月初旬、矢野氏のアトリエを訪問し、お話を伺う事が出来ました。

 矢野氏は日本大学へ入学後、体育会系のゴルフ部へ所属され、日々練習に明け暮れておりました。レギュラー選手にはなれませんでした、と言うものの4年時にはバイスキャプテンを務めております。基本的に同伴競技者を打ち負かそうと言う気持ちが無く、競争は苦手だとの事です。

 優しい気持ちの持ち主である矢野氏ですが、絵を描く事は幼少期より好きで、作品は周囲から常にほめられていました。ある意味ゴルフ以上に、絵に対する気持ちが強かったのです。試合で活躍する考えが無かった事から、卒業後に就職したのは母校の事務職でした。

 しかし2011年思うところ有り、大学職員と言う安定した職場を捨てたのです。就職後3年の出来事でした。以降大学ゴルフ部で鍛えた腕を頼りに、インドアのゴルフ練習場でレッスン活動を行い生活費を捻出すると共に、より一層絵画制作へ集中する様になったのです。

 矢野氏は特定の画家へ師事した訳では無く、独学で絵の勉強をされたとの事ですが、現在はアクリル絵の具を使用した作品を多く手掛けております。作品は気の向くままに描くと言うよりは、注文されてから依頼主の意向に沿ったものを仕上げる様にしています。

 この様にして8年が過ぎた昨年の2019年、活動をサポートして下さる方なども現れ、制作により集中出来る様になったとの事です。その反面ゴルフレッスンは、時間を削らざるを得なくなってしまいました。今後は周囲の方々とも相談しながら、個展を開催したいとしております。

 今後大いに注目されて行くであろう矢野氏ですが、ゴルフを題材にした絵を何らかしらの形で、表現し続けて行きたいとしております。