公益社団法人 日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2020年5月に入り、7月に3試合を開催する事を明らかにしました。これは4月後半、PGA内に於いて決められたものですが、その試合は下記の通りです。
関東プロゴルフグランドシニア選手権大会
・日程:2020年7月7日(火)
・会場:箱根湖畔ゴルフコース
関東プロゴルフゴールドシニア選手権大会
・日程:2020年7月14日(火)
・会場:箱根湖畔ゴルフコース
関西プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権大会
・日程:2020年7月14日(火)
・会場:広島ゴルフ倶楽部 鈴が峰コース
PGAではCOVID_19に対する見通しとして、「収束に向かうのか不透明な状況」としながらも、7月に入り3試合を開催するとしたのです。この開催に当たっては競技日程を短縮し、選手はセルフプレーで実施するとしており、考えられる感染対策を施しております。
男子及び女子のレギュラーツアー開催が、明らかにされていない今日、PGAの決断は単に無謀と言えるものでは無く、他力本願では何事も切り開けない現実を、問うている様にも思えます。政府による「緊急事態宣言」解除を御旗に、試合開催へと舵を切るのであれば、誰からも非難されないと思われ、安全運転だと言えるのでしょうが。
今回の判断は、周りが良く見えるPGA・倉本会長の決断とも言え、ゴルフ界に大きな話題を提供してくれています。