2015年12月14日JGJAによるタウンミーティング開催される

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town_meeting_tact-1.jpg 2015年12月14日日本ゴルフジャーナリスト協会以下JGJA主催によるタウンミーティングが、AP東京八重洲通り中央区京橋1-10-7 KPP八重洲ビル13Fに於いて開催されました。

 テーマは

  1. 世界に通用しない日本人プロゴルファーの根源的な脆弱を問う
  2. ゴルフ界の低落を傍観してきたゴルフメディアの在り方を問う

と言うものでした。司会進行役はJGJA会長の片山哲郎氏、パナラーは三田村昌鳳氏、大西久光氏、島崎陽氏、北川薫氏、横田真一氏の5名でした。登壇者を含め136名で埋め尽くされた会場は、冬とは思えぬ熱気を帯び、暖房は要らない程でした。

 熱い討論が展開される中で、全てをここで伝えるには紙面上の問題もあり出来ないのですが、横田真一プロの権利関係を集中させよと言うお考えは、今後更なる調査と研究に値するのではないかと思われましたので、若干租借して述べておきたいと思います。


 ゴルフ業界の潜在的市場規模は何兆円と言う大きさであるにも関わらず、ゴルフ人口減少などと言う事に象徴される様にマイナス面のみが強調されて、その対策に向けた業界全体のまとまりが欠けている。

 ゴルフトーナメントに於いては、権利関係が複雑で、情報発信と所有しているコンテンツを有効活用出来ていないのが現状である。ゴルフに於ける好プレー、珍プレー集など、ゴルファーのみならず一般受けする様なものを作るにも現在は限界がある。

 この様な弊害を、例えばJGTOがプロゴルファーの肖像権のみならずコンテンツをも一括管理出来、利益を再配分していくシステムが構築されたならば、取り除けて行けるのではないか。


 横田プロ発言の趣旨は、上記の様なのものだったと思います。 タウンミーティングそのものは、普段聞く事の出来ない様なお話も出て、大変面白いものと成ったように思われる反面、テーマが大き過ぎて論点がボケてしまったのではないかと思われました。次回に又期待したいと思います。