一般社団法人日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)の選手会は、2020年1月23日都内会場にて理事会を開催し、互選により今年からの新体制を明らかにしました。その概要は、下記の通りです。
役職 | 選手名 |
会長 | 時松 隆光 |
副会長 | 池田勇太、石川遼(PR担当)、小鯛竜也 |
理事 | 深堀圭一郎、宮本勝昌、市原弘大 |
小田孔明(ジュニアゴルフ担当) | |
宮里優作(ジュニアゴルフ担当) | |
竹谷佳孝、重永亜斗夢、中西直人 | |
今平周吾、堀川未来夢、星野陸也 | |
B ジョーンズ(外国人担当理事) | |
S ハン(外国人担当理事) | |
監事 | 佐藤信人 |
時松選手は2016年に大活躍し、一躍スターダムへ上りつめ脚光を浴びました。2016年当時レギュラーツアーの下部ツアーをチャレンジツアーと呼んでいたのですが、その1試合である『ジャパンクリエイトチャレンジin 福岡雷山 2016』で時松選手が優勝するや、その優勝資格で出場したレギュラーツアーの『ダンロップ・スリクソン福島オープン』で、またしても優勝を成し遂げたのです。
更にその優勝資格で『ネスレマッチプレーレクサス杯』へ最後の出場切符を獲得した時松選手は、強豪相手のマッチプレーに臆する事無く、また又しても優勝しこの試合の優勝賞金1億円を獲得したのです。いまを時めく渋野日向子選手がシンデレラガールならば、時松選手もまたシンデレラボーイと言えたのだと思います。
表舞台で活躍し出してから4年が経過し今年5年目を迎える時松選手が、多くの理事から支持されたのはそれなりに理由があっての事だと思われますが、一重にその物おじしない人間性が評価されたのでは無いかと思われます。
今後2年間に渡り選手会の舵取りを任された時松選手ですが、その手腕に注目が集まると共に、前会長の石川選手とは別の切り口で、どの様な新風を巻き起こしてくれるのか期待されます。