2019年11月18日一般社団法人日本高等学校ゴルフ連盟(以下高ゴ連)と株式会社ゴルフパートナーそしてパシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)更にGOLFZON japan株式会社は、PGM本社にて共同記者会見を行い、『ジュニアゴルフアー活性化プロジェクト』を発表しました。
その内容は競技ゴルフの充実とシュミレーションゴルフ大会の導入、そして様々な地域に於ける中高生ゴルファーの組織化・クラブ化です。これらを上記4団体で取り組む事で、中高生ゴルフを活性化させて行こうとするものです。
特に1980年より高ゴ連が取り組んでおります全国高等学校・全国中学校ゴルフ選手権大会は、別名『緑の甲子園』とも呼ばれており、2016年からはゴルフパートナーを公式スポンサーへ迎え今年40回目を迎えました。更に来年2020年にはPGMの協力により開催コースを定着させるとしております。
今年『緑の甲子園』決勝へは、全国8地区から予選を勝ち抜いた高校男子36校、高校女子32校、中学男子16校、中学女子12校が集まりました。高校生は茨城県のセントラルゴルフクラブ、中学生はセントラルゴルフクラブNEWコースが開催コースとなったのですが、来年から高校生は栃木県のサンヒルズカントリークラブ、中学生は同じく栃木県のピートダイゴルフクラブVIPコースとなります。
この事により『緑の甲子園』と言えば、サンヒルズとピートダイと言う様に、中高生ゴルファーが目指すものを簡略化させ、尚且つ明確にする事で高ゴ連はこの2コースを「聖地」へと、高めて行きたいとしております。合言葉は「サンヒルズとピートダイへ行こう!」と言う事になるのでしょうか。
今年高ゴ連へは全国から8校が加盟するも、4校が退会し現在362校が会員です。その構成は私学が中心になっており、部員数は4,201名です。如何にこの裾野を広げられるかは、『緑の甲子園』活性化とリンクしていると言え、会場の聖地化は大きな役割を果たす事と思われます。高ゴ連の新たな戦いが、始まったと言えます。