東京都下の青梅ゴルフ倶楽部では、「青寿会」と呼称される制度が有ります。これは同倶楽部会員が親族へ自らの会員資格を継承させつつ、引き続きご自身も会員同等の条件でプレーする事が出来るシステムです。
同倶楽部によれば、この制度が導入され既に十数年が経過していますが、会員数は現在50~60名在籍しているとの事です。この会員の特質すべき内容は、プレーフィのみならず競技へも同様にエントリー出来る事です。ではどの様な方が、その資格を取得出来るのでしょうか。
個人正会員として20年以上在籍し満70歳以上となった会員、或いは20年未満なるも10年以上在籍している満70歳以上になった会員が、自らの会員資格を親族へ継承時に「青寿会」会員となる事が出来るのです。「青寿会」会員への入会手続きは無料で出来ますが、年会費は年間税別12,000円かかります。
注意したいのは20年以上在籍している会員は、名義書換料無し入会預託金200万円のみの負担で、親族へ継承させる事が出来ますが、20年未満の会員は名義書換料税別50万円と、入会預託金200万円の合計額が必要になる点です。
この金額の負担を一体誰がするのか、現会員なのか或いは継承者である親族なのか、この点が継承する上での大きな分岐点になるのだろうと思われます。いずれにしてもこのシステム導入についてクラブでは、「アクティブ会員数の拡大」としており、正しく倶楽部の活性化そのものを狙ったものと言えます。