東京都の青梅ゴルフ倶楽部では、2020年1月より『正会員登録配偶者制度』を導入する事になりました。これは2019年10月に開催された理事会にて、決議された内容です。
この制度の導入により正会員及びその配偶者が、必然的に倶楽部へ足繁く通う事になるであろう事は、容易に想像出来ます。この事から導入目的は、倶楽部の活性化に他ならない訳ですが、その内容を具体的に見るならば下記の通りです。
- 制度の対象は、正会員及び法人正会員の配偶者。
- 登録手数料は2,750円(税込)。
- 登録配偶者のプレー料金は会員並み扱い。
- 登録配偶者は全日利用可。
- 正会員が退会、死亡、来場停止処分或いは会員の配偶者で無くなった時、その資格を喪失。
- 制度の廃止、改定及び利用料金の変更等は、理事会にて決定。
当該倶楽部の会員権価格は非常に安く、常に売却案件が多く見受けられる状況です。極端に多い訳では無く極自然な売り案件だと思われますが、これを吸収するほどの入会案件が出て来ないところに、市場の閉塞感が漂っています。
今回この様な会員優遇或いは活性化策により、その影響は既存の正会員のみならず、会員権市場に於ける新規入会案件へと繋がって行く事が、何と言っても理想なのだろうと思われます。制度導入効果を正しく評価する為には、少なくとも来春まで動向を見極める必要が有り、待たねばならないと言えます。