千葉県の成田ゴルフ倶楽部では、2020年1月より全会員の年会費を改定します。この件は2019年10月11日に開催された、同倶楽部理事会に於いて決議された内容です。会員へは11月に入り早々に伏見博明理事長が、会報を通じ報告しております。
ではどの様に改定されるのでしょうか。その一覧は、下記の通りです。
会員種別 | 改定前(税込) | 改定後(税込) |
正会員 | 64,800円 | 132,000円 |
平日会員 | 25,920円 | 52,800円 |
特別会員 | 51,840円 | 105,600円 |
今回当該倶楽部が会員の年会費を大幅に値上げした狙いは、よりクオリティーの高いクラブライフを実現させたい、と言う点に尽きるのでは無いかと見られます。この事から今後ビジターの受け入れについては、原則通り会員の同伴や紹介するゲストに限定されて行くものと思われます。
この様に原理原則を貫く事で会員満足度を高めて行きたい、この方向性がより明確になったのが10月の理事会であったし、それを鮮明な形で具体化された先に見えて来たのが、年会費改定だったのだと言えるのでは無いでしょうか。
つまりビジターの来場制限はゴルフ場の収益減につながる話であり、この点を補完する材料は取りも直さず、会員の年会費負担増だったのだと言えます。この倶楽部純化の過程で、年会費に不満を持つ一部会員は、当然脱落して行く事を理事会は想定内としているのだと思われます。
他の名門倶楽部に伍して引けを取らない様成長して行けるのか、成田ゴルフ倶楽部の挑戦は始まったばかりです。