一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)は、2019年10月下旬に課税状況からみた全国のゴルフ場数を明らかにしました。当該報告の調査対象期間は、2018年3月から2019年2月末迄の1年間です。以下数字は、NGK発表のものです。
この調査で明らかにされている全国ゴルフ場数は2,248コースですが、都道府県をまたがるゴルフ場が19ある事から、その数を差し引きますと2,229コースに成ります。
この中には18ホールズ未満のゴルフ場も含まれている事から、一般的にゴルフ場と言われている18ホールズ以上のコースは、更に少ない数字になるのだと思われます。この資料によれば、ゴルフ場の閉鎖が本格的になった時期を2010年としており、そこから数え9年が経過した今日、累計で197コースが減少したとしております。
これまで閉鎖したゴルフ場は、太陽光発電へ事業転換して行くケースが多かった訳ですが、その太陽光発電も曲がり角にさしかかっている今日、それがさらにゴルフ場を吸収して行く力は、持ち合わせていない様に思われます。と言う事は今後しばらくの間、閉鎖するゴルフ場数は若干鈍って行くのでは無いかと推測されます。