シャトレーゼヴィンテージGCは2019年夏より名義書換を再開

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シャトレーゼヴィンテージ20191016.jpg 山梨県のシャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部では、2019年夏より会員権の名義書換を開始しております。当該ゴルフ場は、二度に渡る法的整理を経て、今日に至っております。一度目は民事再生手続きであり、二度目は2015年9月15日の破産手続きでした。

 破産手続きにより当該ゴルフ場を新たに経営する事になったのは、シャトレーゼグループの株式会社シャトレーゼヴィンテージですが、運営は譲渡手続き前の2016年7月1日より開始していました。この新経営会社になってから、これまで会員権の名義書換を行った事は無く、この度初めて会員権価値を世に問う事になったのです。

 現在の会員種別は正会員権のみで、かつて50名ほど存在した平日会員は、破産手続きの過程に於いて、正会員へ種別変更されたとの事です。現在その正会員数は約840名ですから、かつて1,050名ほど在籍していた旧総会員の中から、約200名が退会手続きを取った計算になります。

 現在の会員権は株主会員権でも無く、また預託金会員権でも有りません。中身は純粋なるプレー権のみとなるのですが、今回設定されたその名義書換料は44万円(税込)です。売り手が希望する金額は20~30万円と言うものですから、単純に仕上がり価格は70万円ほどになるのだと思われます。

 かつては男子トーナメントが開催された経緯の有る当該ゴルフ場ですが、今後どの様な相場を形成して行くのかは、もう暫く様子を見る必要が有るのだと言えます。少なくとも会員権の名義書換が、出来る事を知らしめる情報拡散無しには、正当な評価も又難しいのだと思われます。