ゴルフ場の過剰サービスは止まるのか?

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TACT-CHARA_22.jpgのサムネイル画像 < 過剰サービスを止めよう! >この様なスローガンのもとに一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会では、加盟ゴルフ場に対し過剰サービスの見直しを提案しています。それは例えば男性用の髭剃りであったり、歯ブラシ、過剰な種類の化粧品などが該当します。

 この過剰サービスを導入するゴルフ場の大きな目的は、来場者に対しきめ細かいサービスを提供する事で、より集客をアップさせようとするものだと言えます。しかしこの様な要素は本来副次的なものであって、究極的な魅力は何と言ってもゴルフ場のレイアウトであったり、コースメンテナンスやプレーに対するサポートで有るはずなのです。

 食事後の歯磨きが大切な事は、近年日本社会に於いても、その認識は定着して来ております。歯科衛生に関する学習が、小学校教育でおざなりにされてきた日本社会に、やっと希望の光が見えて来たところです。歯磨きは1人の人間として、して当たり前の話です。であるならばプレーヤーもマイ歯ブラシを持参していて不思議な話では無く、ゴルフ場がおせっかいをやく事では無いと言えます。

 まして1本の歯ブラシを不特定のプレーヤーが、使い回すなど衛生上出来ない訳ですから、当然一回きりの使い捨てに成ります。その結果プラスチックゴミの山となるのですが、この事が間接的に環境破壊につながっていくのだと言えます。更にこの様な無駄なサービスを見直す事で、若干ではあるもののゴルフ場の経費削減にも、つながって行くのでは無いでしょうか。

 この件について同協会手塚理事長は、次の様に語っています。(下記『』内は、NGKだよりNo48より引用)
私はゴルフ場の持続可能性を考えた時、過去からの「至れり尽くせり」の過剰サービスを取り除かなければならないと思う。サービスという視点からは、全てのゴルフ場が「右に倣え」する必要はないと思うが、国際的な環境問題として「廃プラ削減」に取り組むなら、やはり足並みを揃えるべきだろう。