久邇カントリークラブでは脱衣所のビニール袋を廃止へ

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久邇CC_tact.jpg 埼玉県の久邇カントリークラブでは2019年6月1日より、脱衣所に於けるビニール袋を廃止しました。これはプレーヤーがその日に着用した、汗で汚れた衣類などを入れるものですが、サービスの一環で提供しておりました。

 廃止した理由は、環境保全活動の一環からです。同ゴルフ場では会員へランドリーバッグを持参する様奨めておりますが、忘れた方には税別200円で販売しています。同ゴルフ場は西武グループに属しますが、この運動をグループ全体で推し進めているとの事です。

 会員の反応としてはクレームも無く、至って順調に推移している様ですが、実際ランドリーバッグを購入する方は、会員が同伴するゲストプレーヤーが多い様です。同ゴルフ場に於ける今後の活動としては、レストランで使用しているストローを、紙製の物へ転換して行く計画としております。

 地球環境保護の為の動きは近年顕著であり、特に話題になるのが「海洋プラスチックごみ」です。2019年6月28日と29日に開催された「G20大阪サミット」では、参加各国が新たな海洋プラスチック汚染を、2050年までにゼロにする事で合意しております。

 久邇カントリークラブに於ける取り組みは、今後多くのゴルフ場へ影響して行く事と思われますが、各ゴルフ場のいち早い同調が待たれます。