2019年8月25日(日本時間26日)ツアー選手権の最終日を迎え、見事優勝したのはロリー マキロイ選手でした。この選手権をもって2018~2019 PGA TOURに幕が下りた訳ですが、同時にこの選手権の順位が、FedExCupポイントの上位30位でもあります。
日本から参戦している松山英樹選手は、ランク9位タイにて今シーズンを終了しました。結果は世界のトップ選手と言っても過言では無いものの、最後に優勝したのが2017年8月6日のWGCブリヂストン招待ですから、この2シーズンは優勝から遠ざかっている事に成ります。
そろそろ優勝のビッグニュースを聞きたいと思うのは、日本のゴルフファンのみならず、当然本人もその気持ちが人一倍強いのだと思われます。2017年8月に開催された『第99回全米プロゴルフ選手権』で、もしかしたらメジャー優勝かと、日本人に夢を見させてくれたあの活躍と、その失敗からくる失望感が、その後の松山選手の停滞へと繋がって来た様にも思われます。
松山選手の新たな進化の為には、この2年間は必要だったのかも知れません。同選手は2018~2019シーズンに於いて24試合へ参戦し、トップ10位内は7試合あります。約3試合に1試合は優勝争いを演じた事に成りますが、夜も明けきらない早朝にWEBの動画配信に釘付けになった日が、何日あったか数え切れない程だったと思います。
ところで日本から本格参戦しているもう一人の小平智選手は、ランク185位にて自力でのシード権奪取には至りませんでしたが、2019~2020シーズンの出場権利を有している為、その活躍からも目が離せません。来シーズンは、2019年9月9日に初日を迎えるA Military Tribute at the Greenbrierが、開幕戦に成ります。間もなくです。