佐野クラシックゴルフ倶楽部は12月末にて閉鎖へ

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TACT-CHARA_20190302.jpgのサムネイル画像 栃木県の佐野クラシックゴルフ倶楽部が、2019年12月末で閉鎖されます。同ゴルフ場はパブリック運営の為、会員制ゴルフ場が通常抱える問題は何一つなく、波穏やかにゴルフ市場から身を引く事に成ります。

 同ゴルフ場が位置しているエリアは、数多くのゴルフ場がひしめいており、いわゆる栃木県のゴルフ銀座とも言えるものです。当然来場者に対するプレーフィーも安価であり、プレーヤー確保を目的とした値下げ合戦も日常化しています。

 ある意味これが負のスパイラルとして、なかなかここから脱出する術を、見出だせないゴルフ場が多いのも又事実です。この様な状況下で同ゴルフ場は、年間営業黒字を確保しているものの、他の業態へ転換する事に成ったのです。ゴルフ場閉鎖後の事業としては、メガソーラーが最有力と言われております。

 同ゴルフスタッフが経営者サイドより、閉鎖する事を告げられたのは2019年5月頃でしたが、約3ヶ月を経過した今日、離職者は皆無との事です。近在のゴルフ場に於いては人手不足が常態化しており、同ゴルフ場スタッフへのリクルート話が日常的に有る様です。

 同ゴルフ場が属する市川ゴルフ興業グループは拡大路線により、数多くのゴルフ場を吸収して来ており、2019年8月現在で全国28コースに及びます。今後も良質で安価に取得出来るゴルフ場に付いては、前向きに検討して行く方向だと思われますが、時として取捨選択は経営合理化の常識であり、この度の同ゴルフ場閉鎖もその流れなのだと言えます。