サニーカントリークラブは旧浅間コースを練習施設へ

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サニーCC_tact.jpg 長野県のサニーカントリークラブは旧浅間コース9ホールを閉鎖し、『サニーCCゴルフレンジ』と新たな名称の練習施設へ改修し、2019年6月19日にグランドオープンさせました。これにより同ゴルフ場は、OUT、INと言う18ホールズコースと成りました。

 新施設は旧コースの1番、2番、3番、4番、9番ホールを残し、更に6番をパー5からパー4へ改修した6ホールコースへ変身すると共に、15打席300ヤードのドライビングレンジやアプローチ練習場、更にはバンカー施設にパッティンググリーンなどを備えた本格的な内容です。

 この施設を利用出来るのは、サニーCCの会員や来場者のみならず、それ以外の一般利用者も受け入れるとの事です。この施設のみの利用を、広く多くのゴルファーへ開放しているのです。営業時間は朝の7時から夕方の6時までで、ゴルフ場利用者は無料ですが、外部からの練習場のみの利用は80球の練習ボール付きで平日4,000円です。土、日、祝は5,000円ですが、今シーズンに限り全日1,000円引きとの事。

 この様な劇的変化は何と言っても、同ゴルフ場に於ける民事再生手続きの過程で、東京の不動産会社である有限会社パインコーポレーションを、スポンサーとして迎え入れている点が大きいと言えます。パイン社は旧・月夜野CCを取得後メガソーラーへ転換させ、その後このサニーCCに於ける改革へ至っております。

 スポンサー企業によるこの様な一連のゴルフ場取得と変革には、それなりの資金投下が伴う訳ですが、本業の順調さが何よりも背景になっていると思われます。法人の動向としては、大峰高原開発(株)が2017年8月31日に旧・月夜野CCの経営会社である月夜野カントリー(株)を吸収合併すると共に、更に2018年10月1日サニーCCの経営会社であった望月サニーカントリー(株)を同様に吸収合併しています。

 なお大峰高原開発の小林祐治社長は、明治大学ゴルフ部のOBで有ると共に現在同部の助監督です。同氏のキャリアと現在の立ち位置から、今後様々なアイデアがサニーCCと練習場施設を中心に、展開されるものと思われます。目が離せません。