葉山国際カンツリー倶楽部の『特別贈与制度』とは

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hayamakokusaiCC_コース.jpg 神奈川県の葉山国際カンツリー倶楽部には、『特別贈与制度』と言うシステムが存在します。この制度は在籍3年以上50歳以上の会員が、三親等以内の親族へ自らの会員資格を生前に継承させる事が出来るものです。

 この制度は会員種別を問いませんので正会員、平日会員共に利用出来ます。そしてこの手続きにかかる費用は、名義変更料のみで済みます。通常正会員は入会時に追加預託金300万円を、名義変更料とは別に倶楽部へ支払う必要が有ります。しかしこれがが不要となり、更には名義変更料は通常料金の半額で済みます。

 会員資格を親族へ継承させた元会員は、「シニアサポーター」として当該倶楽部に於いて会員同様の利用料金にて、プレーを継続させる事が出来ます。この手続きにかかる費用は無いものの、毎年の年会費例えば正会員であれば35,000円プラス消費税、平日会員であれば30,000円プラス消費税が必要になります。

 会員による親族への会員資格継承に付いて、同倶楽部による優遇措置とも言えるこの制度ですが、始まりは2004年3月までさかのぼる事が出来、当時はグランドシニアサポーターと呼称されておりました。それが2007年1月には現行の呼称へ変更され今日に至っております。

 そしてこの制度が2019年9月より、一部内容が改定されます。これまで在籍3年以上として来た規則を、2年へ改められるのです。これによりより広範囲に渡るこの様なニーズを、同倶楽部側は吸収出来るのだと言えますが、ある意味会員にとっては、会員資格を手放す選択肢が増えた事にも成ります。

 同倶楽部によれば現在この手続きは、月平均5件ほどとられているとの事です。様々な会員システムを工夫し、会員の様々なニーズをくみ取ろうとする、同倶楽部の姿勢を此処に垣間見る事が出来ます。